右手の手首 あれは事故だったんだ そう考えると簡単 でもそこにはっきり残るキズアト 右手の手首 中央に斜めに走るキズアト 凍った背筋と熱さを残した汗の通った頬を感じながら 流れる赤い液体を見て 綺麗だと思った俺も居れば 死にたくないと願った俺も居たんだ
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